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平成17年度エイズ治療・研究開発センター(ACC)運営協議会報告 

森戸 克則

日 時:平成17年9月20日(月)16:00~18:05(事前打合せ15:00~) 
会 場:国立国際医療センター 国際医療協力局 5階 大会議室 
出席委員: 

  • 厚生労働省/岡島大臣官房審議官(医政担当)、外山国立病院課長、川口疾病対策課補佐、増田対策室補佐、(ほか事務局6名) 
    国立国際医療センター/近藤病院長、木村センター長、岡開発部長、石塚運営局長(事務)、山西看護部長 
    伊藤雅治(学識経験者/全国社会保険協会連合会理事長) 
    原告・弁護団/花井、塩野、森戸、大平、後藤、石谷 

 

【概要】 
重点要求項目 

  1. 緊急課題
     

    診療報酬に係わる外来・入院 1:1.5の枠を撤廃。→外山課長から外来の重要性が増している(他の疾病についても/がん等)。保険局医療課に申し入れている。 
    患者増に対応して建て替えまでの外来・相談室の拡張。→明確な回答が出ず。引続き協議を行う。
    国内支援体制(首都圏支援室)整備。
    具体的には情報室及び診療支援の人材確保。→外山課長から医師2名、CN1名増員を新年度で予算要求しているものの部屋の確保は難しい。
    HIV認定看護師(CN)の認定研修における実務研修をACCで行う。 
     
  2. 国立国際医療センター建て替えに伴うACC施設の構想と原案図面に対して
    図面段階で協議のうえ着手すること 

    ACC専用研究室の独立・拡充及び検体保存冷凍室ACCにおける救済医療実現に向け、患者家族および遺族の医療相談対応における人的確保
     
  3. 国立国際医療センター幹部職員等を対象として、ACC設置とその特殊性、またHIV医療のナショナルセンターとしての特別な位置づけについて、運営も含め毎年1回説明する場を国の責任において設けられたい。尚、その際厚生労働省国立病院課も出席し必要事項を説明するとともに、東京・大阪原告団または推薦する団体・人による説明を行う枠組みとされたい。→ 近藤病院長から幹部職員は間違いなく認識している。要望踏まえて検討したい(国立病院部とも協力して検討/外山課長からも検討するとの返答)。
     

    その他→病棟は新館12階の予定。全室個室(広い部屋)で入院患者増にも弾力的に運営可能。最後に学識経験者の伊藤委員から本運営協議会の総括が行われた。


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