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「誓いの碑」の意義    「誓いの碑」建立までの歩み    厚生省最終案 

薬害根絶「誓いの碑」

厚生省最終案

「碑」の建立等について

平成10年4月10日
厚生省医薬安全局

  

 

 

 標記に関し、下記のとおり厚生省としての最終案を一体のものとしてお示しするので、両原告団で御検討の上、受諾の可否について早急に回答をいただきたい。

 なお、マスコミ等に対しては別途、当方からの連絡があるまで非公開の取り扱いとしていただきたい。

 

  

(碑文及び碑の名称について)

1碑文は既にお示ししている厚生省案(別紙1)のとおりとし、又、碑には特定の名称を付さないこととしたい。

 

(碑の形状等について)

2碑の形状、材質、字体、配字等については厚生省に一任願いたい。

 

(碑の設置場所について)

3上記1.2.を両原告団が受諾されるのであれば、碑の設置場所は、合同庁舎5号館正面玄関周辺の適地
(具体的には別紙2の地点)とすべく関係方面と最終調整したい。

 なお、上記調整の前提として、設置場所においては追悼式など原告団関連行事・集会を行うものでないこと、及び設置場所への立ち入り等については庁舎管理上の一般的ルールに従うものであること、について両原告団の確認を求めたい。

 また、碑の据え付け方法、周辺植栽の整備などの設置工事の詳細については、厚生省に一任願いたい。

  

(除幕式について)

4 上記1.2.3.を両原告団が受諾されるのであれば、碑の竣工後、厚生省主催の「除幕式」を開催することとしたい。除幕式の形式等については、両原告団等の関係団体の要望も伺った上で、最終的には主催者の責任で決定させていただきたい。

  

 

(厚生省案)

  

  

命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する

千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件このような事件の発生を反省しこの碑を建立した

平成 年 月  厚生省

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